顎関節症

以前、顎関節脱臼について述べさせていただきました。

今回は顎関節症。

顎関節脱臼は整復され治ったが、それ以来顎の調子が悪い。

あるいは、顎の調子が悪いなぁと思っていたら、笑った拍子に顎が外れた。

顎関節脱臼は関節が外れた状態なので外れていない顎関節症とは医学的に全く違うものですが、相関性はかなりあります。

顎関節脱臼は顎関節症を経て起きるケースが多々見受けられますし、
逆に顎関節脱臼の予後が悪く顎関節症に至っているケースも多々見受けられます。

それでは、顎関節症について記しておきます。

顎関節症とは

顎関節部周辺の筋肉の痛みと緊張、関節内部の障害、関節炎、強直症、可動域の過剰などによって頭痛、咀嚼筋の圧痛、関節のクリック音などが主な症状になります。

頭痛が繰り返し起こる場合は、顎関節症が一つの要因(頭痛には様々な要因があります)である場合があります。

普通の頭痛薬が効かず、頸部から腕へ放射状に広がる痛みとこわばり、めまい、耳の痛みや耳詰まり、睡眠障害などの症状も現れます。

20歳代前半と40~50歳の女性に多いとされていますが、なぜか当院は男性が多い傾向にあります。

顎関節症について詳しく知りたい方は下記リンクへ。

参考 MSDマニュアル 顎関節症

症状

先ほども記しましたが顎関節症の症状には、頭痛、咀嚼筋部の圧痛、関節のクリック音、開口障害などがあります。痛みは、関節の内部ではなく、関節の近くで起こることもあります。

顎関節症の傾向として口を大きく開くことができません。

健常な方は、上下の前歯の間に人差し指・中指・薬指の指先を縦に3本そろえても口に入りますが、顎関節症の方は入る事が出来ず小さく開く事しか出来ない傾向です。

逆に、口を閉じ続ける事も苦手なようで、

ポカ~ン(赤ちゃんのポカ~ンはかわいい)

画像の赤ちゃんの口のようにポカ~ンと開け続けている傾向も多く見られます。
開け閉めの可動域が極端に狭めらる傾向です。

これから下に記す事は

顎関節への負担が大きく顎関節症の要因になると考えらています。

・顎の周囲の筋肉の緊張(筋筋膜性疼痛症候群)主に側頭筋の過緊張・硬直
・上下の歯並びあるいは噛み合わせが悪い
・虫歯等の影響による片側噛み
・頭部や頸部への外傷
・心理的ストレスや睡眠障害のストレスがもたらす就寝中の噛みしめや歯ぎしり
・姿勢が悪い

最後にある

「姿勢が悪い」は大きな要因の一つです。

一度、鏡を見ながら試して頂きたいのですが、

わざと姿勢を悪く:猫背にして顎を突き出して下さい。

自然に口が少し開きませんか?

上記の赤ちゃんの画像のようにポカ~ンと開きやすくなります。

その状態で口を大きく開けて下さい。

口を大きく開く事がとても困難な事が実感できると思います。

姿勢が顎関節に大きな影響を与えているのが実感出来たと思います。

姿勢が悪い状態で、上記のような要因(虫歯による片噛み、外傷、ストレス等)が重なると顎関節に多大な負担が掛かってきます。

顎関節症やクセになっている慢性的な顎関節脱臼の方は姿勢の偏り改善や負担になっている様々な要因を取り除き本来の顎関節の動きを取り戻さなければいけません。

当院はそのお手伝いをさせて頂きます。

 

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白川 徳賢

1973年5月9日生まれ 丑年 牡牛座   干支と星座が重なる時期に生まれた人は、72人に1人の割合だとか。 この歳になってようやく田倉牛神社へ参詣。   趣味 海の中でお魚と睨めっこ

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