捻挫は的確な施術を受ければ、早期に改善でき、クセになることなくスポーツを楽しむことができます
私はトレーナーとしてスポーツ現場で様々な傷害を観てきました。
その一つに捻挫があります。
軽い捻挫ならば、その場で復帰するように。
症状が酷ければ、早期改善出来るように施術をしてきました。
現場で選手を多く見て感じたのは、湿布やテーピングで固定すればそのうち治るだろうという考えの方が非常に多いことです。
捻挫は、ひどい場合だと数か月、あるいは数年間長期化し、違和感や痛みを伴いつづけることもあります。
厄介なのは、固定と安静で腫れや痛みが無くなくなり、完治したと思っても足関節の可動域は低下しているので適切な対処をしていないと腰や膝に負担が掛かり新たな痛み・外傷を生む可能性があります。
捻挫をしたら、出来るだけ早めに状態を見極め正しい対処を受けるのがベストです。
寒くなったり梅雨で湿度が上昇してくるとギックリ腰の方が増えてきます。
ギックリ腰で来院された患者さんの中には、上記のような過去の捻挫が完治せず左右の加重バランスの崩れが腰痛の要因の一つになっている方がいらっしゃいます。
そうならない為にも、捻挫をしたら施術を受ける事をお薦めします。
捻挫をして間もない方が施術を受け、その場で楽になる方も少なくありません。
症状・状態によっては完治までに時間がかかることはありますが、アイシング・固定をしているよりも早期改善ができ、クセになりにくい状態を作ることができます。
腫れや痛みが引いても違和感がある。以前のような感覚でプレイをすることが出来ず、捻挫を繰り返してしまう。
以前捻挫で傷めた足首が未だに違和感がある方、現在実践している処置を変えてみましょう。
現在行ってる処置方法が身体の状態に合っていない可能性があります。
下記リストに符合していないか確認をしてみましょう。
(1)サポーター
(2)強い刺激のマッサージ、指圧
(3)湿布、痛み止め
(4)アイシング(内出血を起こしている場合のみ、アイシングをしてもかまいません)
(5)ストレッチ
※上記治療方法を否定しているわけではありません。
当院の施術方針
捻挫をしたら、一般的に最初に実践されるのはアイシングです。
ただし、アイシングをすることでかえって回復を遅らせることがあります。
内出血の場合、その出血を止めるためにアイシングは必要です。しかし内出血が止まった後も冷やし続けることで筋肉を硬くしてしまいます。
また冷やすと血管が収縮し、酸素と栄養分が患部に十分行き渡らず、自然な治癒プロセスを阻害します。
プロ野球中日ドラゴンズで50歳まで現役で活躍された山本昌さんは現役時代決してアイシングをしなかったそうです。
当院では、アイシングを用いず腫れや内出血を抑える施術を実践し対処をお伝えします。
固定を目的としたテーピングもオススメできません。
固定を目的としたテーピングを施すことによって関節の動きが固定されます。
足関節の可動域を制限することで痛みが感じにくくなりますが、固定が長期間に渡ると関節の動きが硬くなってきます。
またテーピングで固定をしながら練習などを開始してしまうと、可動域が制限された状態で無理に動かすので、筋肉が硬くなったり、捻挫クセが身についてしまったり、あるいは最初に触れたように膝痛や腰痛の原因になったりします。
血管が通っていない軟骨や半月板は関節液を介して栄養や酸素等が供給されます。軟骨や半月板を痛めた場合、固定して関節の動きを制限する事は関節液の流れも制限する事になり自然治癒プロセスへの大きな障害になります。
当院では、施術後に負傷部位に負担を掛けない歩き方をお伝えします。正しく負担を掛けずに歩くことで負傷部位の負担軽減&自然治癒プロセスの促進を図ります。
腫れが酷ければ可動域を軽く制限し正しい動きへ導くようにテーピングあるいは包帯を巻くことがあります。
安静にしても治らない
捻挫で負傷後、自宅で数週間あるいは数ヶ月間安静にしたので痛みも治まった。
治まったはずなのに負荷を掛けたりしばらく動かすと痛みが出てしまうのは、損傷した箇所が改善されていても負傷をした時の強い刺激により筋肉が緊張し続け硬い状態で動かそうとするからです。
当院では、内出血が止まり腫れも引いてくると足首周辺の筋肉を含めて、血液循環を良くしたり、筋肉の緊張改善、関節の動きを取り戻す働きかけを行い、捻挫の早期改善に繋げていきます。
状態によっては積極的に捻挫対策のエクササイズや運動を行いセルフケア方法をお伝えします。
一般的には、捻挫をした負傷直後の応急処置として※RICE処置を行います。その後、テーピングの固定による治療が行われます。
その為、当院の施術を受けた患者様は、最初驚かれますが日に日に違う驚く顔になっていきます。
※RICE処置とは、Rest(安静)、Ice(アイス=冷やす)、Compression(圧迫=腫れや炎症のコントロール)、 Elevation(挙上=心臓より高い位置に患部を挙上し、腫れや炎症をコントロール)の4つの処置の頭文字をとりそう呼びます。
※他院や整形外科へ来院される場合は、RICE処置をしっかり実践して下さい。
捻挫癖になることなく、早期改善を目指し以前より動きやすい身体を作りましょう。
I hope you have a wonderful day.
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