様々な治療を受けたが良くならない・再発する
このブログに辿り着いた方は、ストレッチ、アイシング、テーピング、マッサージ、電気治療等様々な治療を今まで受けられたと思います。
ストレッチの弊害については下記を参照して下さい。

いろいろな治療を受けたが、まだ違和感がある。走ると痛みが再発する。
毎年痛める・・・
私はトレーナーとしてスポーツ現場で様々な傷害を観てきました。
その一つに肉離れがあります。
軽い肉離れならば、その場で復帰するように。
症状が酷ければ、早期改善出来るように施術をしてきました。
肉離れ(にくばなれ)
肉離れは、筋肉の能力を超えた強い収縮が生じたり、ひどく伸張されたりした時に筋膜や筋線維が損傷し生じると言われています。そのため、筋肉ならばどの部位でも損傷は起こりえます。
筋膜・筋線維・腱の断裂の損傷度は3段階で表されます。
・軽度(顕微鏡的断裂)
・中度(不完全断裂)
・重度(完全断裂)
肉離れになりやすい筋肉部位・状況
肉離れ部位としてはハムストリング(太ももの裏)、大腿四頭筋(太ももの前)、股関節内転筋(内股から太もも内側)、腓腹筋(ふくらはぎ)などの4部位が最も頻度が多く認められます。
筋肉の能力を超えた強い収縮が生じたり、ひどく伸張されたりした時に生じると言われていますが、皆様の負傷状況はどうでしたか?
走っている等の負荷が掛かっている時に傷めた場合は、強い収縮や伸張が生じていると思いますが、何気に立ち上がった時や歩いた時、減速している時に起きる事も多々あります。
癖というか慢性化している方ほど、何気ない動きで再発したりします。
気温が上がる春~梅雨の時季に、当院の傾向として肉離れの患者さんが多く来院されます。今冬の岡山は暖冬でしたが、暖かい冬でも身体の動きは硬いままの方が多くその為に、今春は肉離れが多いのではと予想しています。
肉離れの応急処置と施術方針
初期の処置・応急処置として、
RICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)があります。
当院に来院される場合は、RICE処置はしないで下さい。
・安静にしていると痛みは楽ですが、負傷箇所の筋繊維が固着して益々動きにくく痛みも増してきます。
無理をせず負担を掛けない程度に動かすのが理想です。痛みが強くても意外と後ろ歩きは出来る場合が多いです。
・アイシングで冷やし続けると血管が収縮し腫れを抑える事が出来ますが、酸素と栄養分が患部に十分行き渡らず、自然な治癒プロセスを阻害します。
・テーピングなどの圧迫・固定は上記アイシングの内容と同じく代謝を阻害し関節の動きを制限してしまいます。
当院では、RICE処置を用いず腫れや内出血を抑える施術を実践し対処をお伝えします。
※他院や整形外科へ来院される場合は、RICE処置をしっかり実践して下さい。
肉離れの早期改善
肉離れが長引く、再発する方を長年多く観て感じたのは、
真っすぐ立てない方が多い!!
何言ってんだ。実際普通に立ってるよ!!と皆様から怒られそうですが、下の画像を参考にして立ってみて下さい。
壁に踵、お尻、背中、後頭部を当てるように力み無く立って下さい。
余裕があれば、腰も当てて下さい。
いかがでしょうか?
力み無く立てる事が出来ますか?
ふくらはぎや太ももを緊張させて無理やり立っていませんか?
そのような傾向の方は、足の趾先に体重が掛かって白くなっていると思います。
このような静止状態であるにも関わらずふくらはぎや太ももが緊張した状態で走ったりジャンプしたり更に負荷が掛かると・・・筋肉にとてつもない負荷が掛かるのが分かると思います。
逆に、力み無く立つ事が出来る方は改善が早いと思います。
患者さんから、お尻に筋肉があるから壁立ちでは緊張するのが普通じゃないの!?と尋ねられる事が多々あります。
確かに患者さんの言われる通りお尻の筋肉が大きいほど背中と壁の距離が開き、反り易くなるように見えます。
ただし、身体を柔らかく合理的に使っている方は、お尻の筋肉が大きくても自然に真っすぐに違和感無く立っています。
反らなければ立つ事が出来ない状態にポイントがあります。
上記は一つの指針です。
当院では様々な観点から患者さんの身体を分析・施術し早期改善へと導いていきます。
I hope you have a wonderful day.
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