〒700-0927 岡山県岡山市北区西古松1丁目12−20
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※施術時間中の業者の方の営業、売り込み電話は固くお断りいたします
知人に言われた何気ない一言が深く繋がっていた症例です。
患者様の身体を施術していると、何と表現したら良いのか分からない特殊な反応をする緊張が体の中にありました。
いろいろ尋ねてみると、
「右肩を下げるように意識している。」とのこと。
知人から「右肩が上がっているよ。」と言われてから気になり、鏡を見ると確かに自分の右肩が左肩より上がって見えるので意識して自分で右肩を下げるようにしているそうです。
外見を直そうとした1つの意識的行為が、身体の中に歪な緊張を生み出していました。
検査してみると、実際は左側の胸郭の縮みが大きくその影響で右が高く見えていました。
無理に右肩を下げ続けたので、右側の胸郭も縮まり身体の動きに大きな負担を掛けることになり、ギックリ腰を発症したようです。
痛いのは腰ですが、胸郭周りの縮みを中心に改善すると腰の痛みはほぼ消失しました。
右ももちろんですが左の縮みも改善し身体本来の伸びやかな動きに戻ると、意識しなくても両肩の左右差は無くなっていました。
外見に囚われ、身体の内をしっかり観ずに判断すると身体に思わぬ負担を強いるだけになってしまいます。
身体の内なる偏りを改善すると均整の取れた身体になり、動きは伸びやかに軽やかにそして力強くなります。
良かれと思った事が思わぬ身体の負担になり、何かの拍子に傷め来院される方が多いです。
外見の左右差に囚われず、本当の要因を特定し改善しないと痛みの長期化を招きます。
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