腰椎分離症はなぜ再発するのか?

前回の「腰椎椎間板ヘルニアはなぜ再発するのか?」とタイトルがかなり被ってしまいましたが、今回は腰椎分離症について述べさせて頂きます。

腰椎椎間板ヘルニアはなぜ再発するのか?
腰椎椎間板ヘルニアと診断されても、最近は出来る限り手術は行わない方向になっています。 なぜならば椎間板ヘルニアの多くは数ヵ月程度で自然に縮小、消失すると海外の論文でも多数発表され明らかになってきたからです。

スポーツ選手が腰痛を訴える場合、まず分離症を疑うと言っても良いぐらい多い疾患です。

それほど、スポーツ選手に多くみられる疾患です。

腰椎分離症

踊りもかなりの負担が掛かりそうですね。

腰椎分離症とは?

原因

小・中学生時代にスポーツなどで激しい運動(ジャンプや腰の回旋など)を行うことで腰椎の後方部分に負担が掛かり、そこに亀裂が入って起こります(疲労骨折)。「ケガ」のように1回で起こるのではなく、スポーツの練習などで繰り返し負担を掛け損傷することにより起こります。一般の人では5%程度に分離症の人がいますが、スポーツ選手では30~40%の人が分離症といわれています。
分離症が原因となってその後徐々に「分離すべり症」に進行していく場合があります。

症状

腰に痛みがある場合と、お尻や大腿あるいはふくらはぎまで痛み(下肢痛)を感じる場合があります。
腰を後ろに反らした時に痛みが強くなるのが特徴です。

10~15歳頃発症しやすく、青少年から高齢者まで幅広い年齢層にわたってみられます。

他の主な症状

・腰の真ん中の骨を指で圧迫すると痛む
・長時間同じ姿勢でいると腰が痛む
・腰をひねると痛みが生じる
・スポーツや重労働をしていると痛みが強くなる
・腰がだるい、重苦しい

腰椎分離症の方の傾向

多くの腰椎分離症の方の施術を通してある傾向が強くみられます(私の個人的見解です)。

・猫背である
・姿勢を良くしようと意識しすぎて胸を前に張り過ぎている
・姿勢を良くしようと意識しすぎて腰が反り過ぎている
・あごを引き過ぎている
・片足だけに重心がかかっている

皆様、試しに意識して
胸を前に張る(肩甲骨を寄せる)、腰を反る、顎を引いてみて下さい。

その状態のままで腕を挙げたり身体を捻って下さい。
とても動きにくいと思います。

マンガ巨人の星の養成ギブスを纏ったような感じがしませんか!?(←例えが古すぎる)

このような状態でスポーツなどの激しい運動を行うと腰椎にかなりの負担を掛け続けることになります。

施術と対策

施術

当院ではなぜ腰椎の後方部分に負担が掛かるのか?
独自の検査を通して要因を分析し施術します。

例)片足だけに重心がかかっている

10年前に痛めた足首の捻挫が完治せず(痛みは無い)、足関節の動きが非常に悪く左右の足首で体重の掛け方に偏りが生まれ(重心の偏移)、施術を通して足関節の動きを改善することにより腰の痛みも改善。

例)コーチから「胸を張って投げろ」と言われ、
胸を張ることを意識しすぎて腰が反り負担が掛かっている選手。

胸郭周りの動きが悪く、そのために肩甲骨を寄せるあるいは腰を反らすなどの代償運動をしているので施術を通して胸郭の動きを改善。投球時に見せかけの胸を張るのではなく、腰を反らすことなく風船のように内から胸を張ることが出来るようになり腰の痛みも改善。

これらは、ほんの一例です。同じ腰椎分離症でもその人その人で要因は様々です。
それらの要因を分析し施術をしていきます。

対策

腰椎分離症の方は、知らないうちに自分の身体に負担を掛ける動作・癖を多く行っています。

それらを繰り返し無意識に行い、知らないうちに腰椎後方部に負担を掛け疲労骨折に繋がっていきます。

その方の癖・動作にあわせたバランス改善エクササイズや生活面でのちょっとした意識の変更などをお伝えし実践していただきます。

施術も大事ですが、施術を終えた後にどのように過ごすか意識するかがとても大事になってきます。

それを実践する事で、再発しにくい身体あるいは再発しても改善しやすい身体になっていきます。

最後に

自分自身で安易に判断して、

「筋力不足が原因だから筋トレを実践」

という事を絶対にしないで下さい。

決して筋トレが悪いと言っているのでは無く、誤解をしないで下さいね。

お伝えしたいことは、自分に合わない対策は良い結果を生まないだけならまだしも、悪い結果をもたらす場合があります。

しかも腰椎分離症は、痛みが無くても放置し続けるとすべり症に進行する危険性があります。

腰椎すべり症を改善へと導く
腰椎すべり症の方は身体の重心が安定していない、足の裏に体重が綺麗に乗っていないなどの傾向がよくみられます。 重心が足の裏ではなく足の先や踵の後ろだったりとかなりの重心偏移がみられます。

腰椎すべり症に進行してしまった場合、「脊柱管狭窄症」や「椎間板ヘルニア」も併発し、さらには、少し歩いては休み少し歩いては休みと連続して歩くことが非常に辛くなる間欠性跛行を引き起こす危険性があります。

腰椎すべり症への進行を未然に防ぐためにも、腰椎分離症は早期の施術が望ましく、
腰に違和感を感じ続ける方は、早めの受診をお勧めします。

I hope you have a wonderful day.

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